教えてKボディー

Q1 「板金塗装」って何?

A1
まず「板金」と「塗装」は異なる仕事なのです。板金とは事故などで壊れた車体を復元する仕事です。フェンダーやドア、バンパーなどを交換したり、凹んだ部品を専用の工具で直します。そして塗装は、板金によってリペアされたボディを美しく塗装します。部分的な塗装でも、下地造りから何度も塗装を繰り返し、手間を掛けて塗装面を復元するのです。


Q2凹んだ部分は交換するの?

A2
部位によっても異なりますが、修復できる場合は職人の技を駆使して手作業で復元します。 専用の工具だけでなく、ハンマーと当金(あてがね)と呼ばれる金属片を使い、丁寧に凹んだ部分を叩き出して行くのです。修復ができない場合には、新品の部品や中古部品を使用して修復します。


Q3 焼き付け塗装の方が良いの?

A3
これは都市伝説みたいなもので、新車時の焼き付け塗装はボディだけの状態なので、塗装を高温で定着させることができます。しかし、リペアの場合、高温にしてしまうと内装や配線が解けてしまうので、ある程度の温度にしかできないのが実状です。ですから、通常の補修塗装の場合には、本当の意味での焼き付け塗装にはならないのです。


Q4艶のない塗装は復活できますか?

A4
基本的には復活させることは可能です。特に赤い塗装の場合には、経年変化によって褪色してしまうことも少なくありません。また黒い塗装の場合には表面にキズが付きやすく、艶を失ってしまうこともあります。そんな場合、表面の劣化した塗膜を研磨するのですが、塗装膜の薄いクルマやメタリック系のクルマでは作業できないこともありますので注意してください。


Q5板金塗装って高いのですか?

A5
確かに価格としては安くはありません。中には手抜きの作業で安さを全面に押し出しているショップもありますが、一度経験するとリピーターになることは少ないとも言われています。ただし、弊社ではお客様とご相談させていただいた上で、上質の補修作業をご提供いたします。もし、お悩みの場合は気軽に相談してください。